臨時総会報告

2023/5/1

拝啓　花の便りが聞かれる頃となりましたが、会員様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。いつも身に余るお力添えをいただきまして、厚くお礼申し上げます。

　令和4年度三重県介護福祉士会で会長を務めております森聖志です。対面ではなく、文章での挨拶になり誠に申し訳ないです。皆様におかれましては、コロナ禍でも日々の業務が多忙の中、ご利用者様やご家族様に持てる知識や技術を活用し、励んでいることと思います。きっと、皆様は現場で介護福祉士として、ご利用者様をはじめ、たくさんの方々の希望になっていること、嬉しく思います。

　さて、令和5年2月12日（日）に臨時総会を開催させていただきました、別添に資料を付けましたが、分かりにくいので補足をさせていただきます。

　三重県介護福祉士会では、新型コロナウイルスが流行の影響で、研修事業・イベント等が延期・中止になったことを中心に収入の見込める活動が困難になってきました。現在ではzoom研修や一部対面研修を実施し、ある程度活動をしています。しかし、これも新型コロナウイルスの影響（罹患や勤務交代など）か、受講者が伸び悩んでいる現状にあります。そのため、理事会の中で、何度も話し合い、各理事が知恵を出し今日まで活動を維持してきました。

その中で行ったことが、

・津市に構えた事務所をいなべ市に移転すること。家賃、コピー機のリース代、光熱水費、事務局の交通費代などを削る。

・企業協賛金を活用する。研修会場の活用やPRをさせてもらうという中で協賛金を頂いている。

・事務局費や用紙などの備品の削減の実施。事務局は2名体制で行っていたが、1名のまま活動を行っており、会員などへの案内もQRコードを活用し印刷や用紙を削減。

・次世代会の活動、SNSを活用した三重県介護福祉会の広報で会員数を増やしていく活動を行う。

　これらのことを実施してきましたが、理事はこのコロナ禍で、研修講師以外はボランティアでの活動となっており、三重県が主催する介護の日のイベントなどや、会員への研修の充実を考えると、非常に厳しい状況です。また、会員数に関しても、介護福祉士を要請する学校では、少子化及び留学生の増加により、今すぐに会員数が増えることは難しく、物価高の影響も顕著です。

　そのため、臨時総会で年会費を4,500円に増額することをお願いさせていただきした。皆様におかれましては、日本介護福祉士会年会費の値上げ、また昨今の物価高の影響もあることは十分に承知しているのですが、県内の福祉の充実、介護福祉士の地位向上、質の確保のため、ご理解とご協力をお願いいたします。

　最後にコロナ禍でzoomなどを用いた研修が定着をしてきましたが、次年度はなるべく対面での研修を開催し、直接顔を合わせて皆様と理事が話し合い、よりよい会の活動につなげいと考えています。ぜひ、皆さま、研修へのご参加をよろしくお願いいたします。

敬具

一般社団法人　三重県介護福祉士会

会長　　森　聖志

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